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  • 執筆者の写真まちづくり 当別

「来てくださる理由をつくりたい」 旧・カネヨよねぐち呉服店スタッフ 大江はるなさん②

 旧・カネヨよねぐち呉服店で担当するのは、広報や事務、委託販売作家との調整役、チラシや掲示物作り、その他いろいろ。委託販売の際には「当別に合うものを」と気に掛けます。「ここは農家も多い町です。冬だと女性は時間が作れるので手仕事をしたりします。それがこの土地に元々あった文化。その文化を大切にしたいし、そういう人達の目に止まるよう工夫したい」と言います。

 以前、町内でマルシェやワークショップを立ち上げたことがあるそうです。若い人向けの企画でした。その中で気がついたのは、札幌に行けば欲しいものはなんでも手に入るので、話題がなければ若い人が商店街まで来てくれないということ。だから「商店街に馴染みがある人達はもちろん、若い人にも来てもらえるようなきっかけを作りたい」と考えているそうです。

 そのための自分なりの原動力は、もの作りが好きなこと。「ここも、ものを作り出す場所にしたいし、楽しい場所にしたいんです」。旧・カネヨよねぐち呉服店も出店も、町民だけではなく他の地域の人達にも使ってほしい場所だし「それが、来てくださった方と当別とのご縁だと思います」。

 店であれ町であれ、人が来る場所、人が通る場所にしたい。柔らかな口調ですが、そんな熱意が伝わってきました。


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