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  • 執筆者の写真まちづくり 当別

「来てくださる理由をつくりたい」 旧・カネヨよねぐち呉服店スタッフ 大江はるなさん①

戻って来てやっとわかった町の心。旧・カネヨよねぐち呉服店の運営を受け持つ大江はるなさん(36)がそう言います。

 多くの人達が若いころは「何かやりたいのに周りには壁がある」と感じたかもしれません。大江さんが生まれ育った当別を離れたのも同じ理由でした。「この町は私には合わない」と日々、感じていたと言います。

 道内だけではなく海の外にも渡って異なる文化や私生活の曲折を経験した後、小さな子どもと二人で町に帰ってきました。不安や孤独を抱えていた大江さんを迎えたのは「おいしい食べ物、澄んだ空気、それに人々の優しさでした」と大江さん。外の世界では独り親でいて嫌な思いをしたこともありましたが、この町でそんな気持ちになったことはありません。「こんなにいい場所に住んでいたのかって気が付きました」と語ります。それは様々な人やものに触れた結果だからこその、包まれるような感覚なのかもしれません。

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